こんにちは。フィジコン工作担当のさいとうです。
現在も基本的に在宅勤務を継続中ですが、先日短時間ではありますが久々にオフィスに行って来ました。
久々のオフィスで気になったのがエレベータの押しボタン。
コロナ禍の今、不特定多数の人が触るボタンは感染経路になりうると言われています。
そこで今回は空中結像技術で解決したいと思います!
以前のブログでもとりあげましたが、空中結像とは何もない空中に映像を投影することができる技術です。
(最近は空中ディスプレイと呼ばれているようですね。)
これにタッチセンサを取り付けた筐体を製作しました。
これで空中結像に触れて操作することができます!
さて、ボタンを押す原理としては、
空中に投影されているボタンに触れる
↓
アプリからArduinoを経由しサーボモータを制御
↓
ボタンに取り付けられたサーボモータが回転
↓
ボタンが押される。
という感じです。
エレベータの中に設置して、階数や開閉を制御できれば一番良かったのですが、
電源が取れないことや、他の階の入居者の方もいるので今回は呼び出しボタンの制御に留めました。
それでは実際に動いている様子を動画でご覧ください!
ちなみに今回の実験は限られた時間でオフィスの占有部にて行っております。
将来的にエレベータに空中ディスプレイが組み込まれる日がくるかもしれませんね。
今後も空中ディスプレイ技術について研究を続けていきたいと思います。