ゴッホの世界を五感で感じられる新感覚の没入型展覧会 ゴッホ・アライブに行ってきました！
観光部部長のかっしーです。第７回目の東京観光部、最近なにかと気になるキーワード「没入型体験」が観光スポットの新名所になるのでは？！と、早速GOしてまいりました。
お台場のアトラクション型の新スポットもだいぶ気になるところでしたが、こちらのゴッホの東京展、開催期限が迫っていることもあり、滑り込んでまいりました。
これまで世界99都市を巡回して、なんと900万人を動員。世界100都市目の開催地として、いよいよ東京に上陸したというから、もう、みんなけっこうワクワク・・・。名古屋・神戸でも延べ約34万人を動員したというから、すごい。朝イチの回を予約して行きましたが、外国の方も並んでらして、注目度高いんだなあと、あらためて実感しました！
数々のゴッホの言葉と、絵画、そして人生の歩みが、時の流れに沿って紹介されていました。ゴッホがどんな人間関係を歩み、何を感じ、何を求め、何を描いたのか。心の苦悩や動きが、絵のタッチの変化にもあらわれます。丁寧な説明から、その移り変わりをつぶさに知ることができ、人間としてのゴッホにとても興味を惹かれました。
会場のあらゆるところに散りばめられたゴッホの残した数々の言葉は、常に、「愛」に対峙するもので、時に荒々しくも感じる筆のタッチで描く絵からは想像もできないほど、そしてまた、苦悩や苦労に揺さぶられ続けた人生とは思えないほど、全ては愛であり、絵は愛であり、人生は愛だと語り、これまで知らなかったゴッホの人間性に、心うたれるものがありました。
メインのブースはクラシック音楽が流れる中で、ゴッホの作品の数々と言葉がパネルに投影され、想像をかきたてるようなアロマの芳香が漂い、まさに、ゴッホの絵画の世界に没入するような、新しい体験。本物の絵画を鑑賞するというだけにとらわれない、世界観を全身で感じる、まさに体験型の美術展でした。この形は、これから増えるだろうなあと思います！
そして、会場だった天王洲アイルは、川沿いにオシャレなカフェが点在しているので、せっかくだからと寄り道。たくさんのお客さんで大盛況のこちらのT.Y HARBORさんにてランチを楽しみながら鑑賞後の感想会を開きました♪
テラス席はこの時期でもあたたかな暖房がきき、時折すずめちゃんが席の近くまで飛んでくる雰囲気の良さ。ちょっとした旅行に来た気分。朝まで雪が降っていたのがうそのように晴れ渡った空を眺めつつ、余韻にひたる私たちでした。
この没入型体験スポット、これから観光の新名所になるにちがいない！と、次回の活動も引き続きリサーチしに行ってみようと考えています～