【豊永選手、アジアドラコン選手権”日本人初優勝”誠におめでとうございます。アジア王者となった今の喜びを言葉で表現してください。】
『普段、練習やレッスンをさせていただき本当にお世話になっているLOWMEL BEARで、やっと“日本人初優勝”といったちゃんとした良いご報告ができて本当に嬉しく思っています。』
【今回の大会で自分の中で変えた部分は?】
『クラブのテストにもこだわり、スイングなどに関しても一緒に働いている田澤選手に相談して、その他皆さんに色々とご協力いただいて獲れたタイトルだと思っているので、本当に感謝しています。
シャフトをスイス製の“TPT”と日本製の“守破離”の2本体制で臨んだのですが、状況に応じてしっかり振り切って387ydという大会ベストを打つことができ、作戦通りうまくいったなと思います。』
【ライバルの日本選手達との戦い。ベスト8、準々決勝〜決勝へと勝ち進んで行った時の心境は?】
『準々決勝でまずLOWMEL BEARで一緒に働いている田澤選手と戦う事になってしまって…
出場前に“自分か田澤選手どちらかが勝つならOK”というお言葉をいただき、二人とも勝つ為にやってきたので、正直複雑な思いはありました。ですが、勝負事なのでしっかり田澤選手と戦って勝つ事ができました。
次の三隅選手(日本チャンピオン5連覇)との準決勝も“ここが一番勝負所だな”と自分でも意識していて、先行で自分が先に387yd打てた事で相手にプレッシャーをかけ勝てたので、試合運びとしては完璧な流れでした。』
『決勝が、小井圡峡太選手。”ドラコンについて、トレーニングについて”真剣に話していた旧知の仲なので感慨深いのもありました。
ですが、ここも勝負事なので負けられないというのと決勝まで来たらチャンピオンベルトを持って帰らないと皆さんに顔向けができないと思ったので本当に勝てて良かったです。』
【今回、全編通して日本人選手の力を世界に見せつけられた大会でしたね。】
『日本組は本当に世界でもトップクラスのレベルではあります。
今回も日本人の活躍を見た海外の選手からSNSを通じて“どういうトレーニングをしている?どういうクラブを使っている?”などの質問をはじめ、本当に僕達日本の選手団にリスペクトがある事を伝えてくれました。日本のレベルの高さと、アジア圏ではNo.1という部分が明確になった大会になりましたね。』
【次の大きな舞台は来年のWLD(ワールド・ロング・ドライブ 世界選手権)ですね。】
『そうですね。二年前のベスト16は喜びや達成感があったのですが、今年の17位は悔しさや“まだ足りない”とっいた思いが残ったので、来年は“ベスト8以上”が絶対になってくるかなと思っています。』
【アジア王者の肩書を背負って戦って来て下さい】
『次の世界大会も頑張りますので応援宜しくお願いします。』
【“今が一番コンディションが良い”と語ってくれた豊永選手。これからも絶好調のアジア王者から眼が離せない。】
-end-
※掲載内容は2024年12月時点の情報です