おはようございます。
しまだです。
ロンドンオリンピック間近ではありますが、
わたしの気分は、お先に駅伝シーズンになってしまいました。
というのは、いま読んでいる本が
『風が強く吹いている』(三浦しをん著)という
箱根駅伝を題材にしたストーリーなんです。
駅伝好きってだけで、読み始めたのですが、
ものすごくよいです!
青春ってイイ!熱い!
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ただ熱いだけでなく、いい抜け感もあって
駅伝ではストイックな走りをみせる選手が、
普段の大学生活では仲間とワイワイして、
こんな感じなんだろうなっていうも伝わっておもしろいです。
弱小チームが箱根駅伝を目指すお話で、
正直無謀と思える内容なんですが、
とにかく走ることが好きな不器用な主人公をはじめ、
双子の選手や留学生の黒人選手、
ロジカルに分析しながら走る選手など、
いかにも駅伝チームにいそうなキャラ総出。
ついつい顔が浮かんできてしまいます。
駅伝に対してバラバラだった気持ちが
ケンカしながら、認め合いながら
少しずつひとつになって、
チームのために仲間のためにがんばる姿の描写に、
電車の中でも泣きそうになってしまいます。
年とって、涙腺が超弱くなってしまいました。
まっすぐで不器用な主人公が、
「速い選手ではなく、強い選手になれ」
という言葉とともに、成長してゆく姿がたまりません。
なんだか、とってもうらやましいです。
わたしも中学時代は陸上部でしたが
短距離専門だったので、長距離は全然ダメダメでした。
こういう想いで走ったら、もうちょっとがんばれたかも。
っていうか、ちょっと走りたくなってきちゃいました。
まだ残り1/5ページほどあり、読書中なのですが、
最後までどうなるのか楽しみです。
多分、駅伝に詳しくない方でも、
チーム競技をしていた人なら共感できる部分や
当時とオーバーラップする部分があって、おもしろいと思います。
あー、早く駅伝シーズンにならないかなー。