明日2013年4月19日金曜日早朝、私は宮古島への飛行機の中にいる。
3kmのスイム、155kmのバイク、42.195kmのラン、総計200.195kmのロングコースと格闘する、第29回宮古島トライアスロンに参加するためである。

中学から大学まで部活では剣道をやっており、長距離走の類とは特に縁がなかったが、トライアスロン（ロング）に参加し完走することは、是非とも実現したい、今生の夢の一つだった。

現実味をもって参加を視野に入れたのは、ちょうど10年程前のことだった思う。
9年走り続けた那覇マラソンでは、途中2年ほど膝の故障を抱えて苦しんだ時期もあった。
湘南オープンウォータースイム（10km泳）では、疲労と猛烈なうねりに途中で嘔吐しそうになったこともあった。
バイクでは、部屋に設置したローラー（自転車の後輪を載せてトレーニングを行う器具）をひたすら踏み続け、何度も汗で床に水たまりを作ってきた。

とうとう10年を経てその時が刻一刻と近づいてきている。
いままで積み重ねてきた万感の思いを、ワンストロークの度、ひとペダル回す度、地面を一歩一歩踏みしめる度にかみしめて、このレースを全身全霊で楽しんできたい。

by taichi kobata

http://www.miyako-net.ne.jp/~strong/