ブログメンバーが夏の思い出をアップしているので、私も続きたいと思います。私はと言えば今年の夏は少し大変な夏になりました。
7月も終わりに近づいたある日、通勤中に事故に巻き込まれ顔を負傷。 救急車で病院に運ばれる事態に。 幸い大事には至らなかったものの、夏休みの予定は全てキャンセルし 自宅療養となりました。
事故に遭い、以前にも増して考えるようになったのは、 自分や自分の周りにいる人や物は当たり前のように明日も存在するものでは ないということ。 今回の事故も、当たり所が悪ければ命に関わる事故となっていたし、 自分がどんなに気を付けていても防げないものがあるのだということ。
先週、以下の詩を目にする機会がありました。 先日の事故と重なって心の中にスッと入ってきたので、ご紹介します。
——————- 『最後だとわかっていたなら』 ——————-
作:ノーマ コーネット マレック
あなたが眠りにつくのを見るのが 最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう
あなたがドアを出て行くのを見るのが 最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう
あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが 最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう
あなたは言わなくても わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら 一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と わたしは 伝えただろう
たしかにいつも明日はやってくる
でも もしそれがわたしの勘違いで 今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日 どんなにあなたを愛しているか 伝えたい
そして わたしたちは 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは 今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら 今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら あなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや 抱擁や キスをするための ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に その人の最後の願いとなってしまったことを
どうしてしてあげられなかったのかと
だから 今日 あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでもいつまでも大切な存在だということを そっと伝えよう
「ごめんね」や「許してね」や 「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても あなたは今日を後悔しないだろうから
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にた