11月に行われたトライアスロンIronman Taiwan 70.3への出場時、数日余計に休暇を取って台湾南部を回ってきた。
まず、台湾本島最南端のオーシャンリゾート「墾丁」、映画:海角7号のロケ地で古い城郭の残る「恒春」の街で、のんびりとした雰囲気と温かい街の人たちに癒され、素晴らしい時間を過ごした。
その後、満を持して台湾南部の古都:台南に向かったのだが、この台南。。。相当な都会。。。
都会の交通量に圧倒され、のどかな夢の世界から現実に引き戻されたような気持になりながらも、暗くなる前に台湾最大級のナイトマーケット:花園夜市の場所を確認しておくべく、筋肉痛で攣りそうな足にムチ打って自転車を漕ぎ出す。
っが、墾丁・恒春での時間が濃すぎて頭がボーとしていたのか、ほんの20分ほどで迷子に。。。
警察署らしき場所を見つけてお巡りさんに一夜漬けの片言中国語で必死に道を聞いていると、颯爽とオートバイの中年おじさん登場。
「You Japanese? OK OK! ついてきな。案内してやるよ!(※英語半交じりの中国語)」
かなりのスピードで前を行くおじさんのバイクに必死でついて行くと、目的地到着。
おじさんは、お礼の言葉をさえぎり、肩をバンバン叩きながら、
「これもってきな!熱いうちに食べなよ。じゃあな、兄弟!」
くらいの感じ(※中国語よくわからないのであくまでイメージ)で、台湾式ホットドック(大腸包小腸)をおいて足早に去っていくのだった。。
もー格好良すぎ!!!都会でも居る人たちはみんな親切なのだ!
他にも、夜市でゴミを持ったままキョロキョロしていると「すててあげる!」とお店の人がゴミを処分してくれたり、ローカル列車の券売機の注意書きを首をかしげつつにらんでいると、どこからともなく駅員さん現れ、懇切丁寧に買い方を教えてくれる。
極めつけは、コンビニでお酒やらツマミやらをわんさと抱えて店内をうろうろしていると、店員さんが買い物カゴを持ってきて、レジ台まで持って行ってくれる。
もー台湾の人達最高!!見習いたい。
by taichi kobata