ずっと行ってみたかった場所に、先日行ってきました!
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DIALOG IN THE DARK(ダイアログ イン ザ ダーク)
http://www.dialoginthedark.com/
[イベント概要]
参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、
暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、
そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。
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私はここに友人と2人で行き、そこで初めて出逢った6名の男女と共に暗闇を体験しました。
感じたことは様々ありますが、最初はまず暗闇の中でそこがどれだけ広いスペースなのかも分からずに歩くことへの恐怖感を強く感じました。壁にぶつかって鼻をぶつけるんじゃないか、足元の木の根っこにひっかかって転ぶんじゃないか、そう考えるとゆっくり、すり足でしか前に進めませんでした。
そんな中で、一緒にグループを作ったみんなが声を掛け合いながら、時には手をつなぎながら、前に進むのです。
だんだんと暗闇でも怖くなくなっていくのは、そこにみんながいたから。
人の手ってあったかいなぁとか、この人の声や話し方って柔らかいな。きっと心も柔らかい人なんだろうな、と視覚がないのでそれ以外の感覚を使って、他人のことを理解しようとする。とても新しい体験でした。
途中の自動販売機でジュースやビールを買って暗闇の中乾杯したり(暗闇なのにちゃんと乾杯出来ました!)、鉢植えに土と種を入れて園芸してみたり、暗闇ながら何だって出来るんだということを実感しました。
とにかくすべてが新しい体験でしたが、一番強く感じたのは、人と触れ合うことは心地いいということ。
子供の頃に母親に手を引かれて歩いていた時のことを思い出しました。
みなさんも、暗闇体験、如何ですか?
にた